みなさん、調子はいかがでしょうか。

僕はですね、とても寒いです。



凍結したので…

















こんにちは。

今回は、ストレッチ条項について、
カイル・シングラールオル・デンの事例からお勉強してみましょう。



まずはストレッチ条項とはというところですが、これは選手を解雇する際の1つのオプションのようなもので、


解雇時の残りのサラリー総額を分割払いできるというもの


です。





トレード先が見つからない不良債権の選手に対し行使し、人数を減らす、ラグジュアリー・タックスの軽減、キャップスペースの確保といった目的に使われることが多いです。


これを使う状況になるというのは基本的に苦しい状況に置かれていると言えますね。




ここからが重要なのですが、このストレッチ条項、どのタイミングで行使するかによって分割する部分が変わってきます。



7月1日〜8/31日に行使した場合は残り全部の保証サラリー総額を


9月1日〜6月30日に行使した場合は次のシーズン以降の保証サラリー総額を


残りの年数×2+1年に分割します。


※日にちはもちろん現地時間です





では、解雇&ストレッチ前のシングラーとデンのサラリーを見てみましょう。例によってまた自分で作成しました。


IMG_20180904_202425


……といった感じでした(カンマがなんか違うのは見逃してください)





では早速、2人がどのように分割されたのかそれぞれ見ていきましょう。






1.カイル・シングラーの場合


彼は現地時間8月30日にサンダーを解雇されストレッチ条項を行使されました。



上記の説明にもあるように、7月1日〜8月31日のストレッチなので残りの保証サラリー全額を分割します。



残契約は2年なので先ほどの式に当てはめて、

2年×2+1=5年

5年分割払いですね。




ということは、


4.996M + 5.3335M = 10.2995M
10.29995M ÷ 5年 ≒ 2.06M


2.06Mを5年分ですね!



…ではなく、彼の契約内容をよく見てみると、2019-20シーズンはチームオプションですね。


チームオプションの場合、保証サラリーとしては扱われません。まあ行使しなければ契約を切ることができるわけですし。



なのですが、ストレッチの場合このオプションイヤーも何故か1年として数えるそうです(僕もこの件で初めて知りました)。
5年分割でチームオプション分のサラリーは入れない、そういう計算になります。




それを踏まえて計算すると、

4.996M ÷ 5 = 0.9992M

0.9992Mが5年分のチームサラリーに計上されます。



サンダーはこの動きによって、ラグジュアリータックスを23.4M削減したそうです。


今後計上されるサラリーも1M弱なら大した打撃ではないですね。





2.ルオル・デンの場合


デンは9月1日にストレッチされました。
ということは、


2018-19シーズンはそのまま払い
2019-20シーズン分を3年に分割する形になりますね。


 

…なのですが、デンはこれにさらにバイアウトという形で収まりました。


ストレッチとバイアウトの合わせ技ができるとは、僕も知りませんでした。




一応バイアウトについて軽く説明すると…


バイアウトとは選手とチーム双方の合意のもとに行われる契約解除です。 



双方の合意のもとに、ということはチームはその選手を放出したくて、選手側は出ていきたい。


そこで交渉が起こります。減額の交渉です。出してあげるからサラリー減らしてよ、的な 



で、まあ要するにデンは減額しました。
総額から7.455933M減額したそうです。

(Wojさんは7.5Mと言っていましたが、支払いから計算すると正確にはこの額になりそうです。多少の誤差はあるかもしれません)



7.455933Mを、


2018-19シーズン分はその約49%→3.645933M
2019-20シーズン分はその約51%→3.81M


何故49%と51%になったかというと、これも均等にしなきゃいけないからみたいです。


デンのサラリーは

2018-19シーズンは18M
2019-20シーズンは18.81M

これを比にするとだいたい49:51になります。



…というようにそれぞれ減額して、2018-19シーズン分は分割せず払い、


そこから19-20シーズン分を3年分割払いという形になりました。





こちらがストレッチ条項適用後の2人のチームに計上されるサラリーです。
(これも自作です。小さいですが見づらくても我慢してさい)


IMG_20180907_015541




シングラーは5年分割なのでかなり長いですね。でもかなり安いので打撃は少なそうです。




デンはそこまで長くはないですが、5Mは結構痛いですね。


ですがストレッチにより来オフにMAX1人分ぐらいのスペースを確保することができたそうです。


レブロンも既にいますし、こわいですね(適当)




ちなみにピストンズは2014年12月にストレッチしたジョシュ・スミスのサラリーをまだ払い終えてません。



2年約27Mをストレッチした形になるので、約5.3Mを2015-16シーズンから5年間払うというなかなかの地獄です。とてもつらそうです。




以上ですが、理解して頂けたでしょうか。語彙力が著しく欠如しているので心配です。




お疲れ様でした。クリッパーズはクソです。