こんにちは。

前回の記事では、トレードとは何かということを書きましたね。

今回は、選手のやりとりをする際に生じる、サラリー合わせについて書いてみようと思います。



サラリー合わせと言っても、
基本的には選手の合計サラリーが獲得する選手の合計サラリーと同じぐらいなら成立しますが、
その具体的な内容について書いていきます。


チームのサラリー状況に応じてどんなトレードができるのかが変わってきます。







①トレード後のチームサラリーがサラリーキャップ以内である場合

この場合は、自由にトレードができます。
例えばサラリーキャップが100Mで、チームサラリーが90Mだとすると、

選手の放出なしで10Mの選手を獲得したり(この場合は必ず選手以外の何かを放出する)、
2Mの選手を放出しチームサラリーを88Mまで減らし12Mの選手を獲得したり、といった感じです。

また、+0.1Mまでならトレード後にサラリーキャップを超えても大丈夫です。少しの誤差は認められているようです。





②トレード後のチームサラリーがサラリーキャップより高く、ラグジュアリータックスライン以下の場合

放出選手の額によって、受け取ることのできる選手の額に制限がかかります。

具体的には以下の3つの区分に分けられています。

IMG_20181218_195108

具体的には上記画像の通りです。CBA FAQ様の表をそのままお借りしました。

書かれていることは上から順に、


1.放出する額が0M〜6.533333Mの場合
→その額の1.75倍+0.1Mまで

2.放出する額が6.533334M〜19.6M未満の場合
→その額+5Mまで

3.放出する額が19.6M以上の場合
→その額の1.75倍+0.1Mまで


となっています。

また、サラリーが全額保証されていない選手がトレードに含まれる場合、

放出する側は保証されている分のみを基準に、
獲得する側は保証されていない部分も基準に

計算を行います。

契約にトレードキッカーを含まれる選手の場合も似たような感じで、

放出チームはトレードキッカーを含まないサラリーで、

獲得チームはトレードキッカー込みで

計算を行います。
(選手とチームの合意があればトレードキッカーの減額、取り消しもできます)

これらは下記の③の場合も同様です。





③トレード後のチームサラリーがラグジュアリータックスラインを超える場合

・放出額の1.75倍+0.1Mまで

となります。②の3と同じですね。


ちなみに複数人の選手が絡む場合は、サラリーを合算しても別々に考えてもOKです。


例えば②の2のチームが8Mの選手と5Mの選手を放出して18Mの選手を獲得したり、6Mの選手を2人放出して11Mの選手を2人獲得する、などもOKです。







以上がサラリー合わせのルールです。
もしあなたがトレード案を考える場合は以上の条件がしっかり守られているか計算して確認してみましょう。


計算がめんどくさいという方は、ESPN.comのNBA Trade Machineという機能を使ってみると良いかもしれません。

チームを選択しトレードする選手を追加、そしてTry This Tradeというボタンを押すと成立可能か不可能かが分かります。

"This Trade is Successful!"と出れば条件がクリア出来ていて

"This Trade Failed!"と出ればそれは条件がクリア出来ていないということです。

たまに一見成立しそうなトレードなのにできないという結果が表示されることがあります。
その場合は②のところに書いた、全額保証じゃない選手が含まれているパターンの可能性があります。それも込みで計算してくれます。

今回は以上です。お疲れ様でした。