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こんにちは。

では契約関係について説明していこうと思います。

細かいルールに入る前に、まずは大前提を押さえておきましょう。


NBAを含めほとんどのプロスポーツには、サラリーキャップという制度が導入されています。(Wikipedia)←詳しく説明するのめんどk大変なのでざっと見ておいてもらえるとめっちゃ助かります

要するに
1チームが選手との契約に使える金額に上限を設けることにより戦力をできるだけ均等にするための制度
ということです。
これがあることにより、スター軍団を作ったり、1チームがずっと強く居続けたりすることを非常に難しくさせています。
サラリーキャップまでいくら空いているかのことをキャップスペースと呼びます。よく聞くよね


新たにFAの選手にオファーを出す時には、サラリーキャップを超えるオファーを提示することはできません。原則、サラリーキャップを超えているチームは新たにFAの選手と契約することはできないということです。


レイカーズやシクサーズが頑張って今シーズンで契約が切れる選手を集めていたのはこのためだと考えられます。2018年にキャップスペースが空くようにし、オフの大物(レブロンなど)を狙っているのです。


ですが、これだけだと
  • ドラフトなりで一生懸命育ててきたフランチャイズを背負っていくような選手の契約が切れてしまう…そんな時にチームもファンも選手も残留を望んでいるのにキャップスペースがなくて再契約できない
  • スター選手でサラリーが埋まってしまって頭数がそろわない
なんてことが起こりえます。そんな…そんなの困るやんけ!ということで、NBAではソフトキャップという制度が導入されています。


これは
条件を満たせば、サラリーキャップを超えることが認められる
という制度です。一定の条件というのはよく目にする例外条項というものです。これについては後ほど…

ちなみに、サラリーキャップの額は基本的に毎年変化します。リーグの収益によって変化するそうです。



以上を大前提に、少し、少しだけ踏み込んだところを説明していこうと思います。まだ少しだけだからね…!




ミニマムサラリー
あまり話題になることのない内容ですが、サラリーには上限もあれば下限もあります。
サラリーキャップの90%がこれにあたります。

ミニマムサラリーに達しなかった差額を所属選手全員に均等に分ける義務が生じます。余分にサラリーを払うだけになってしまうので、多くの場合は新たな選手と短期契約を結んで埋めるそうです。



タックスレベル
こちらはよく聞く話だと思います。
このタックスレベルを超えると、ラグジュアリータックス(贅沢税)を払わなきゃいけないよ、っていうその境界のラインのことです。
サラリーキャップのおおよそ120%がこれにあたります。

NBAではソフトキャップ制度が採用されているので、どうしてもある程度はお金持ちの大都市球団(レイカーズやニックスなど)が有利になってしまいます。そんなお金持ちチームたちによる、財力に任せたチーム作りを抑制するための制度です。

贅沢勢の具体的な金額の表が日本語のWikipediaにあったのでスクショしちゃいました。
具体的な額とかは全然覚えなくて良いと思います。ただタックスレベルを超えれば超えるほど重いペナルティーがあるよってことを理解してもらえば大丈夫です。

明らかに無理矢理なトレードが起こったら、この税レベルを下げるための動きの可能性があります。

2017オフでいえばCLEがリチャード・ジェファーソンを放出したあの不自然な動きはそれだと考えられますね。
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エプロン
先ほど、"NBAではソフトキャップ制が採用されている"と説明しましたが、2パターンだけハードキャップ(あらゆる例外を認めずチームサラリーの上限が制限されてしまうこと)があります。

その制限の額のことをラグジュアリータックスエプロンといいます。大体みんなエプロンって略してます。僕もです。

エプロンは上記のタックスレベルの少し上にあります。

ハードキャップになってしまう2パターンについては後ほど…後ほどが多くて心苦しいのですが分類に分けて順を追って説明していかないと訳が分からなくなってくるので、後回しにします。ちゃんと更新するから見てね



2017-18シーズンの具体的な数字を見てみましょう。
  • サラリーキャップ    99.093000M
  • タックスレベル      119.266000M
  • エプロン                  125.266000M
  • ミニマムサラリー    89.184000M             
正式には決まっていませんが、2018-19シーズンの推定は
  • サラリーキャップ   101.000000M
  • タックスレベル       123.000000M
  • エプロン                   129.000000M
となっています。

※Mというのはミリオンドル、1M=100万ドルです。最初は感覚が掴みにくいと思いますが、どのページもこの単位で書かれているので、慣れておいた方が良いと思います。


また、これらの額は現地時間7月1日〜7月6日のモラトリアム期間に決定されます。





 あともうひとつ、マックス契約についてです。


選手にオファーできる金額には上限が設
けられていて、その上限の額で契約するのがマックス契約です。

オファーをする選手のキャリアに応じて上限の額が変わります。具体的には…
  • リーグ在籍6年以下・・・サラリーキャップの25%
  • 7年から9年・・・サラリーキャップの30%
  • 10年以上・・・サラリーキャップの35%
というようになっています。


以上はマックス契約の基本的な部分なのですが、実際はデリックローズルールケビンデュラントルールなどといった細かいルールがあります。

ですがここでは一流選手がどのぐらい貰えるのか、というところを大体分かってもらえればいいかな、と思ったので省かせていただきます。めんどくさいとかじゃないんだからね!(日本語の解説があるので気になったら気になるなら見といてください)




マックス契約という上限額があれば、これもまた下限額があります。ミニマム契約です。

そのシーズンでの、選手のリーグ在籍年数に応じて1〜10年目、11年以上の選手までそれぞれ規定の額が設定されています。


これに関しては例外条項も関わってくるので、その辺の部分は例外条項の記事で説明していけたらなと思います。
順を追って説明しないとよく分からなりそうなので、ここでは下限があるよぐらいに思ってもらえればな、と思います。







疲れた…
以上が基本の基本といったところですね。
では次の記事では例外条項について説明していこうと思います。


ここまでで何か質問などあればコメントしてください、反応がないと不安になります。